以下は、弁護士ドットコムニュース(2024年08月01日)からの引用です。
「法務省は8月1日、司法試験と予備試験の短答式試験の合格者数を発表した。
司法試験は3779人が受験し、合格に必要な成績を得た者は2958人(前年比191人減)だった。
最年少は17歳、最年長は73歳だった(いずれも2024年12月現在)。
合格発表日は11月6日。
予備試験は1万2569人が受験し、2747人(前年比62人増)が9月7日、8日の論文式試験に駒を進めた。」
法務省の司法試験に関する発表は↓
予備試験に関する発表は↓
昔は、短答式試験は、「足切り」とも呼ばれていて、確か8倍くらいの倍率、すなわち12%くらいの合格率だったと思いますが、今は8割近くが合格するのですね。
予備試験の短答式試験の方が、昔の司法試験のような感じです。
司法試験と予備試験は日程が重なっているので、両方を受験することはできないのですが、予備試験の受験者数の方が圧倒的に多いのですね。
予備試験に関しては、受験者の属性が明らかではなく、法科大学院在学中以外の方もいるとは思いますが、圧倒的多数は、在学中に司法試験を受験できる卒業予定の法科大学院生以外の法科大学院生で、まずは予備試験合格から司法試験合格という最短ルート、それがダメなら在学中受験で司法試験合格、それもダメなら5回までは再受験ということで、選択の幅は広がりましたが、当然、優秀と評価されるのもこの順番でしょうね。