以下は、共同通信(2024年07月09日)からの引用です。
「岐阜県弁護士会は8日、同会所属の波多野寿哉(はたの・としや)弁護士が、選任された破産管財人や相続財産管理人の立場を利用し、預かり金を無断で口座から引き出し、預金通帳の内容を改ざんして写しを裁判所に提出した疑いがあると発表した。
同会が調査を進めており、懲戒処分を含め検討する。
同会によると、波多野氏は岐阜地裁から破産管財人に、岐阜家裁から相続財産管理人に選任され、破産財団の預金を入れた口座や被相続人の口座から、裁判所に報告なしに預金を引き出した疑いが持たれている。
裁判所に提出した口座の通帳の写しが、実際の取引内容と異なることも判明した。
5月以降、同会に情報提供があり発覚。
波多野氏とは連絡が取れていないという。
同会は同様被害の拡大防止のため、処分前に事案を公表。
武藤玲央奈(むとう・れおな)会長(50)は「多大な心配をかけ深くおわび申し上げる」と話した。」
岐阜県弁護士会の発表は↓
事務所のホームページはまだ見られますが、どこかで見かけたような何となく怪しげな感じですね↓
最近、こういう業務上横領などの犯罪そのものという事案は、見かけなかったような気がしますが、岐阜県という比較的弁護士の人数が少ないと思われる地域ですら、弁護士の大幅増員により、苦しくなっているということですかね。