2024年02月08日

司法試験予備試験に479人が合格 史上最年少16歳も


以下は、弁護士ドットコムニュース(2024年02月01日)からの引用です。

「法務省は2月1日、司法試験予備試験の最終合格者が前年比7人増の479人だったと発表した。

史上最年少の16歳合格者も生まれた(2023年12月31日現在)。

2023年度は1万3372人が受験。

昨年7月の短答式を2685人、9月の論文式を487人がクリアし、今年1月の口述試験に臨んでいた。

全受験者数に対する最終合格者の割合は3.58%。

合格者の男女比は男性400人、女性79人で、女性の割合は16.49%。

平均年齢は26.91歳で、最高年齢が69歳、最低年齢が16歳だった。

職種別にみると、大学生が286人、法科大学院生が21人、無職69人、会社員50人、公務員30人など(いずれも出願時)。

大学生は前年比90人増、逆に法科大学院生は103人減となった。」




法務省の発表は↓

16歳といえば、中学3年生か高校1年生、私なんてそもそも司法試験を目指そうとすら考えていない時期で、ちょっと信じられない気分です。

ところで、大学生が前年比90人増と激増したのに対して、法科大学院生は103人減と激減したのはなぜなのでしょうかね。

上記の発表の下の方の「参考情報」によると、大学生の場合、受験者3953人に対して合格者は286人で、合格率は約7.2%と平均の2倍以上なのに対して、法科大学院生の場合、受験者496人に対して合格者は21人で、合格率は約4.2%と平均をやや上回る程度↓

昨年のデータでは、大学生の場合、受験生3786人に対して合格者は196人で合格率は約5.2%、法科大学院生の場合、受験生1067人に対して合格者は124人で合格率は約11.6%↓

日程的に、同じ年の予備試験と司法試験を両方受験することはできないようですので、法科大学院生に関しては、在学中受験ができるようになった最終学年の法科大学院生は、予備試験は受験せずに、司法試験を受験するようになったから、予備試験の受験者数が減り、合格率も下がったということなのだと思いますが、大学生の合格率の大幅アップは、なぜなのでしょうか。

posted by 森越 壮史郎 at 14:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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