以下は、朝日新聞デジタル(2023年11月13日)からの引用です。
「過去の税金滞納と差し押さえなどが問題となっていた自民党衆院議員の神田憲次財務副大臣(60)=愛知5区=が13日、鈴木俊一財務相に辞表を提出した。
事実上の更迭とみられる。
複数の関係者が明らかにした。
9月の岸田内閣改造後、政務三役の辞任は3人目になる。
関係者によると、神田氏は「国会運営にこれ以上、迷惑をかけられない」などと理由を説明しているという。
神田氏は9日、参院財政金融委員会で、自身が代表取締役の会社が保有する土地と建物が、固定資産税の滞納により過去に4度、差し押さえを受けていたことを明らかにした。
8日に文春オンラインで報道された内容を認めた形で、「深く反省しており、今後はこのようなことがないよう注意する」と謝罪した。
だが、立憲民主党の斎藤嘉隆・参院国会対策委員長が「徴税の責任を持つ財務省の副大臣が、自らの税滞納が指摘されている。当然辞めてしかるべきだ」と話すなど、野党は批判を強めていた。
斎藤氏は「そういう副大臣のもとでは、法案審議も現実的には難しい」とも語り、臨時国会の審議にも影響を及ぼしかねない状況になっていた。
神田氏は自らの進退について、9日の質疑で「引き続き、職務の遂行に全力を傾注する所存です」と話していたが、10日は一転して「言及は控える」と話し、明言を避けていた。
岸田内閣では、柿沢未途法務副大臣が東京都江東区長選の候補者に有料ネット広告の利用を提案したとして10月末に辞職。
週刊文春に女性との不倫などを報じられた山田太郎文部科学兼復興政務官が事実上更迭されているなど、9月の内閣改造後に政務三役の辞任が続いている。」
神田氏は、税理士さんなのですよね↓
まあ、適材適所ですかね。