以下は、共同通信(2023年07月12日)からの引用です。
法科大学院修了者らを対象とした司法試験が12日、全国8都市9会場で始まった。
受験者は3928人(速報値)。
12、13、15日に論文式、16日に短答式を実施。
11月8日に合格発表がある。
志望者の増加につなげるため、今回から来春に修了見込みの在学中の学生も受験を可能とした。
法務省によると、昨年は3082人が受験し、1403人が合格(合格率45・5%)。
在学中に受験できることで、修了後の進路の見通しを立てやすくなる。
法務省は2026年から現行の紙の試験をパソコンでの解答形式に切り替え、論文を手書きする負担の軽減を図る。
新型コロナウイルス対策で昨年まで義務付けていた試験中のマスク着用を今回から緩和。
着用は個人の判断に委ねる。
東京都港区の会場では、受験者の多くがマスクを着けずに試験に臨んだ。
東京都町田市の男性(24)は、在学中受験の新ルールを活用して初挑戦。
弁護士を目指しているといい「修了前に合格できれば時間を有効活用できる。精いっぱい頑張りたい」と意気込んだ。
法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる予備試験は、今月16日から始まる。」
受験者は3928人(速報値)ですか。
司法試験の受験予定者は4165人とのことでしたので↓、237人と5%以上の人は、出願しておきながら、受験しなかったのですね。
勿論、新型コロナ感染等、体調不良により、受験したくても受験できなかった人もいると思いますが、受験回数には制限があるので、今回は合格する可能性がないと自ら判断して、受け控えした人もいるのでしょうね。
ただ、今は受験回数は5回までと大盤振る舞いですし、当初の3振制の時でもそうですが、本番に臨まなければ、本番に必要なものは見えてこないので、とにかく、初回は、絶対に受け控えをするべきではないと、個人的には思います。