以下は、弁護士ドットコムニュース(2021/11/5)からの引用です。
「法務省は11月5日、法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる「予備試験」の今年の合格者が467人だったと発表した。
昨年より25人増えて、過去2番目に高い水準となった。
受験者数は1万1717人(途中欠席62人)で、5月に行われた短答式試験を2723人が合格。
7月に行われた論文式試験では479人が合格していた。
合格者の最低年齢は17歳で、最高年齢は64歳。
合格者の平均年齢は26.28歳だった。
2020年に18歳の合格者がいて話題になったが、今回はさらに1歳低い17歳がいた(今年12月31日時点)。
職種別にみると、大学生が252人、法科大学院生が99人、無職44人、会社員35人、公務員19人の順に多かった。
男女別では、男性365人、女性102人。
司法試験は、短答と論文の試験が4日間の日程で一気に行われる一発勝負だが、予備試験は3次試験(短答、論文、口述)まである長丁場の試験だ。
金銭上の理由などで法科大学院に進学することが困難な人たちのための救済策として2011年から始まり、今年で11回目。
合格者は2022年以降、5年以内で5回まで司法試験を受験することができる。」
法務省の予備試験に関するページは↓
その中の今回の予備試験の結果は↓
受験者数が1万1717人で、合格者が467人ですから、合格率4%弱の狭き門ですね。