以下は、共同通信(2021年06月16日)からの引用です。
「国会の裁判官訴追委員会(委員長・新藤義孝衆院議員)は16日、ツイッターなどに裁判当事者を傷つける不適切な投稿をしたとして、裁判官弾劾裁判所への訴追を請求されていた仙台高裁の岡口基一判事(55)を「訴追」すると決めた。
岡口氏は2017年、東京都江戸川区で起きた女子高校生殺害事件に関し「首を絞められて苦しむ女性の姿に性的興奮を覚える性癖を持った男」「そんな男に無惨にも殺されてしまった」とツイート。
その後、フェイスブックに「遺族は俺を非難するよう東京高裁事務局に洗脳された」とも投稿した。
18年には、犬の所有権を巡る訴訟で飼い主をやゆするようなツイートをした。」
続いて、以下は、同じく共同通信(2021年06月17日)からの引用です。
弾劾裁判所が訴追状受理 高裁判事、罷免可否判断へ
「ツイッターなど会員制交流サイト(SNS)に裁判当事者を傷つける不適切な投稿をしたとして、当事者らが罷免を求めていた仙台高裁の岡口基一(おかぐち・きいち)判事(55)について、国会の裁判官訴追委員会が裁判官弾劾裁判所(裁判長・船田元衆院議員)に訴追状を提出し、受理されたことが17日分かった。
16日付。
今後、公開の法廷で弾劾裁判が開かれ、罷免の可否を判断する。弾劾裁判所は衆参両院の議員7人ずつ計14人の「裁判員」で構成し、3分の2以上の賛成があれば罷免される。
罷免判決に対する不服申し立てはできず、法曹資格を失う。
訴追は2012年に盗撮事件で罰金刑を受けた大阪地裁の判事補=13年に罷免=以来9人目(10件目)となった。
過去7人が弾劾裁判で罷免判決を受けている。」
この記事の続報ですね↓
裁判官訴追委員会については↓
裁判官弾劾裁判所については↓
さて、どうなるのでしょうか。