以下は、弁護士ドットコムタイムズ(2021年01月20日)からの引用です。
「法務省は1月20日、2020年の司法試験に1450人が合格したと発表した(前年は1502人)。
合格者は1500人をきった。
合格率は前年比5.5ポイント増の39.1%(受験者数ベース)で、11年ぶりに30%を超えた昨年に続き30%を超えただけでなく、40%に近づいた。
受験者数は前年より763人減少して3703人(出願者4226人)。
1次選抜である短答式試験には、2793人が合格していた。
合格者は男性1083人、女性367人。
平均年齢は28.4歳。
最年長が69歳で、最年少が20歳だった。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、法務省や各試験場所での掲示による合格発表は取りやめとなった。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で、論文式試験や短答式試験の日程が約3カ月遅れるなど試験スケジュール全体に影響し、合格発表は年をまたぐことになった。
東大がトップ、法科大学院別合格者数
合格者数を法科大学院別にみると、東京大学が126人で最多。
続いて慶応大学125人、京都大が107人、中央大が85人、一橋大が84人だった。
合格率では、愛知大が77.8%でトップ。
続いて一橋大が70.6%、東大59.4%と続いた。
法科大学院を修了しなくても受験することができる予備試験を経由した合格者は378人(男性313人、女性65人)で、合格率は89.3%。
合格率は、昨年より7.5ポイント伸びた。
日弁連「法曹養成制度改革の結果」
司法試験の合格者数発表を受け、日本弁護士連合会(日弁連)は同日、会長談話を公表。
合格者数が1500人をきったことについて、「法科大学院の志願者数が減少する中、法科大学院の定員規模の適正化、修了認定の厳格化などの法曹養成制度改革の結果とあいまった」と分析した。
今後、弁護士の研修制度の充実や法曹の魅力を発信に取り組む姿勢を示している。」
日弁連の会長談話は↓
日本弁護士連合会:令和2年司法試験最終合格発表に関する会長談話 (nichibenren.or.jp)
何かすごく肯定的なのですが…。
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