以下は、日本経済新聞(2020/6/24)からの引用です。
「帝国データバンクは24日、弁護士法人の東京ミネルヴァ法律事務所が東京地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。
負債総額は約51億円で、弁護士法人の倒産としては過去最大という。
今月10日に総社員の同意により解散していた。
ミネルヴァは2012年4月に設立し、個人向けの債務整理などで急激に規模を拡大していた。
過払い金請求訴訟やB型肝炎給付金請求訴訟を手掛け、積極的なテレビCM展開で知られていた。
第一東京弁護士会によると、ミネルヴァからの会費が数カ月分未払いになっていたほか、今月に入り事務所と連絡が取れなくなったという依頼者からの問い合わせが、同会に寄せられていた。
法人の財産が流出して依頼者の損失が拡大するのを防ぐため、第一東京弁護士会が東京地裁に破産開始を24日付で申し立て、認められた。
同会は臨時の相談窓口を設置している。問い合わせは電話03・3595・8508で、土、日、祝日を除く午前10時〜午後4時まで。」
51億円もの負債とは驚きですが、随分前から自転車操業状態で、新型コロナがとどめを刺したというところでしょうか。
51億円もの運転資金を借り入れるとも思えませんし、貸し付けてくれるとも思えませんので、過払い金請求訴訟やB型肝炎給付金請求訴訟の依頼者も、債権者ということでしょうか。
第一東京弁護士会からの「御協力のお願い」というのが、札幌弁護士会の会員にも配布されており、東京ミネルヴァ法律事務所の依頼者が居住する地域の弁護士会の法律相談センターをご紹介させていただきたいとのことですが、過払い金請求訴訟はともかく、B型肝炎給付金請求訴訟は、専門的な知識のない弁護士では、対応不可能です。
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