以下は、朝日新聞デジタル(2018年7月31日)からの引用です。
「文部科学省は2019年度から、法科大学院の学生を対象とした「共通到達度確認試験」を導入する。
司法試験の合格率低下など教育の質が問題視されていることを受け、試験の結果をもとに各大学院が厳格な進級の判定をしたり、学生を適切に指導したりするよう求める。
中央教育審議会の法科大学院等特別委員会が30日に了承した。
毎年冬に実施し、法学の未修者コースの学生は1年目に必ず、既修者コースは1年目に任意で受ける。
憲法30問、民法45問、刑法30問で構成し、マークシート式で解答する。」
今の法科大学院の現状は、厳格な進級の判定をしていないし、学生を適切に指導していない、ということのようですね。
マークシート式ということですから、司法試験の短答式試験のようなものだと思いますが、年に一度、こんな試験を導入したくらいで、教育の質が良くなるものですかね。
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