以下は、北海道新聞(2018/5/20)からの引用です。
「法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格を得るための予備試験が20日、全国7都市の9会場で始まった。
出願者数は1万3746人で、昨年より568人増加した。
合格発表は11月8日。
昨年の合格率は4・13%だった。
20日は短答式試験で、7月に論文式試験、10月に口述試験が行われる。
予備試験は経済的理由で法科大学院に通えない人などを想定して導入されたが、受験資格に制限がなく、法曹への近道として受験する人も多い。
昨年の司法試験では、合格者1543人のうち290人が予備試験通過者だった。
合格率は72・50%で、人数も合格率も過去最高だった。」
こちらは大盛況ですね。
法科大学院の出願者が延べ8058人なのに対して↓、予備試験の出願者が1万3746人ということは、2倍まで行かないのかというと、全くそうではありません。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/459410499.html
法科大学院は幾つも受験できるので飽くまで延べ人数なのに対して、予備試験は1年に1回限りなので実人数、一人の受験生が2〜3の法科大学院を受験しているでしょうから、実人数同士だと、4倍とか5倍になるのではないでしょうか。
勿論、現役の法科大学院生も、大勢、予備試験を受験しているでしょうから、単純に比較することはできませんが。
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