2018年02月07日

京大ミス、17人追加合格=「誠意もって対応」学長謝罪−物理、転学対象は11人


以下は、時事ドットコム(2018/02/01)からの引用です。

「京都大が昨年2月に実施した一般入試2次試験の物理の問題で、出題ミスがあったことが分かり、京大は1日、不合格とした受験生17人を追加合格としたと発表した。

既に合格している者の中で、希望する学科への転学を認める者は11人となった。

北野正雄副学長は記者会見で「極めて遺憾。関係者、国民の皆さまに心よりおわび申し上げたい」と陳謝した。

山極寿一学長は「影響を受けた受験生や学生の立場に立って、誠意をもって対応していく」と謝罪のコメントを発表した。

京大は28人の意向を確認した上で、本来なら必要なかった大学の授業料や予備校の経費、慰謝料などの金銭面の補償にも対応する考えだ。

京大によると、追加合格者は工学部10人、理学部4人、農学部3人。

転学希望を受け付けるのは工学部7人、農学部4人。

追加合格者には京大職員が1日午後、電話で説明と陳謝を行った。

ミスがあったのは、物理の音の伝わり方に関する二者択一の問題で、前提条件が不明確でいずれも正解として選べる状況だった。

今年1月、複数の予備校講師から「解答不能だ」との指摘を受け、学内で調査を行っていた。

工学部や理学部など7学部の受験生計4429人が物理を選択したが、京大は該当する設問を全員正解として合否の判定をやり直した。

既に入学していて、新たに不合格と判定された者については、合格を取り消さない。」




本来なら必要なかった大学の授業料や予備校の経費を補償するのは当然ですが、これで大学卒業が1年遅れるのであれば、その分、働ける期間が1年短くなる訳ですから、1年分の休業補償が必要ですね。

大学卒の全年齢平均賃金は、500万円前後です↓
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450091&tstat=000001011429

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posted by 森越 壮史郎 at 12:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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