以下は、佐賀新聞(2017年12月7日)からの引用です。
「佐賀県伊万里市は6日、市民センターで5日に実施した乳児への集団接種で、使用済みの針を1人に誤って使用したと発表した。
間違えて使用された乳児の特定はできていないが、これまでに健康被害は確認されていないという。
市によると、ミスがあったのは結核予防を目的にしたBCG接種で、5日午後に市内の7〜11カ月の36人が受けた。
針は1人分ずつ個別に包装され、接種後に廃棄する手順になっていたが、この日の接種が終わって接種人数と廃棄された針の数を照合したところ、針が1本少なかった。
市が関係者に聞き取り調査をしたところ、接種を担当した看護師が「接種をしている途中で問診をしている医師から呼ばれ、一時的に離れた。
その時、使用後の針を未使用の場所に戻した可能性がある」と話しており、そこで取り違えが起きたとみている。
市は保護者に説明し、謝罪をした。
看護師が持ち場を離れた前後の乳児6人については健康状態を経過観察する。」
今だから、1人に誤って使用しても大騒ぎですが、過去においては、注射器の連続使用によってB型肝炎ウイルスの感染が広がっていく危険性が指摘されていたにもかかわらず、国は、複数の幼児に対して1つの注射器を連続使用する実態を、実に昭和63年まで放置し続け、その結果、日本では、肝炎が「第2の国民病」と言われるまで、広く蔓延することになりました↓
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