以下は、産経ニュース(2017.10.19)からの引用です。
「事実と異なる宣伝を繰り返したとして、過払い金返還訴訟を多く手掛ける弁護士法人「アディーレ法律事務所」が東京弁護士会から業務停止2カ月の懲戒処分を受けた問題で、アディーレは19日、現在進めている顧客との契約解除の手続きと今後の対応を説明する文書をインターネットに公開した。
同会やアディーレに問い合わせが殺到したことに対する措置。
業務停止期間中はサイトを閉鎖しなければならない上、契約解除を事務所側から電話通知することもできないが、混乱が続いていることから同会が文書の公開を許可した。
アディーレはウェブサイト上で、約1カ月間ごとの期間を限定して過払い金返還請求の着手金を無料または割引にするなどとするキャンペーンを繰り返していたが、実際には5年近くサービスを続けていた。
消費者庁は平成28年2月、景品表示法違反(有利誤認)に当たるとして措置命令を出し、同会が今月11日付で懲戒処分とした。」
公開された文書は↓
https://www.adire.jp/
「ご依頼者様には、順次、事件の内容および進捗状況に応じて、当事務所(契約書上に記入のある共同受任の個人受任弁護士、司法書士を含む)との委任契約解除のための書面を送付している状況です。」とのことですので、一旦、全件の委任契約を解除しているようですね。
そして、委任関係が終了した後は、@ご自身で対応いただくか、Aお客様が新たに他の弁護士に委任いただくか、B弊所所属弁護士に、個人として委任いただくかを選択して下さいとのことです。
札幌弁護士会でも、電話対応担当弁護士を募集したり、各種相談枠を増やすための法律相談担当弁護士を募集したりと、てんやわんやです。
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