以下は、産経ニュース(2017.3.14)からの引用です。
「前東京高裁長官の戸倉三郎氏(62)が14日、最高裁判事に就任し、「責任感を強く持ち、誠実に事件に向き合っていきたい」と抱負を語った。
平成16年、裁判員制度の広報活動や環境整備などを担う審議官に就任。
「国民に参加してもらわなければ刑事裁判ができない」との危機感の下、裁判員が休暇制度を活用できるよう、経済団体などに掛け合った。
当時は休暇どころか「どうすれば辞退できるのか」という質問が寄せられることも。
説明会などで粘り強く理解を求める一方、「一緒に審理をする裁判官の姿を国民に知ってもらおう」と、模擬裁判なども多数企画した。
裁判員制度は今年5月で施行8年。
「非常に順調に運用されている」としつつも、「地道な広報活動を続けていくことが大事」と話す。
司法行政の経験が長く、「知識が豊富で、状況把握能力に優れている」(裁判所関係者)など、行政手腕には定評がある。
鉄道好きで、さいたま地裁所長時代には、鉄道博物館(さいたま市)の年間パスポートを購入。
お気に入りの車両に座ってしばし休むのがリフレッシュ方法だ。」
私が司法修習生だった時の司法研修所の刑裁教官でした。
最高裁判事、就任おめでとうございます。
鉄道ファンだったとは、全く知りませんでした。
講義内容も、全く記憶にありませんが。
このブログの筆者のホームページはこちら