以下は、毎日新聞(2016年5月27日)からの引用です。
「2013年5月に札幌市中央区の大通公園で自転車とぶつかり障害が残るけがをしたのは公園を所有・管理する市の安全対策が不十分だったためだとして26日、同市の50代の女性が市を相手取り治療費や慰謝料など約1690万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴した。
訴状によると女性は犬の散歩中だった13年5月31日午後7時ごろ、前方から来た自転車と衝突。
転倒して腰などを強打し、重い物を持てなくなるなどの障害が残ったという。
市と被害女性側による民事調停が昨年11月から札幌簡裁で行われていたが、市は「対応策は相当なものだ」とし、不成立になっていた。
札幌市内の公園は条例で自転車の乗り入れが禁止されており、大通公園の出入り口には事故前から、注意喚起のステッカーが貼られている。
女性の代理人の弁護士は「実際には自転車の乗り入れが常態化し、市もその状況を把握していて事故は予見できた。悲惨な事故が二度と起こらないようにしてほしい」と話した。
市は「まだ訴状を見ていないのでコメントできない」としている。」
残念ながら、自転車の運転者の保険も、被害女性自身の保険も、なかったということなのでしょうね↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/378223919.html
被害女性にとってはとんだ災難ですが、野球観戦していてファウルボールが目に当たるのとはちょっと違って、歩道を歩いていて自転車に衝突されたりするのと、余り変わらないように思いますが。
代理人の弁護士は、どなたなのでしょうか。
さて、どうなるのでしょうか。
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