以下は、産経WEST(2016.5.13)からの引用です。
「大阪市立大法科大学院が平成29年度から入学料を全額免除し、年間授業料を大幅に引き下げることを決めた。
13日までにホームページで明らかにした。
16年度までの入学料は市民以外が34万2千円、市民は22万2千円だった。
年間授業料は80万4千円から同大大学院の他専攻と同様の53万5800円に引き下げる。
ホームページでは、国が司法修習生に給与を支払う給費制を廃止したことに触れ「法曹界で活躍できるようになるまでに多くの経済的負担がかかる。志望者の減少を憂い、少しでも負担を軽くしようと学費見直しに至った」と説明している。」
大阪市立大法科大学院のホームページは↓
http://www.law.osaka-cu.ac.jp/lawschool/change_tuition/index.php
大阪市立大法科大学院の昨年の司法試験の合格率は18.6%と、全体の平均23.1%を下回っていますが、61.8%という驚異的な合格率の予備試験組や、一部の非常に合格率の高い法科大学院を除けば、結構健闘しているのではないでしょうか↓
http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00111.html
経済的な負担が減るのは良いことですが、それによって、法科大学院の提供する授業その他の質が、低下することはないのでしょうか。
低下することがないのだとしたら、今までの入学料や授業料は、何だったのでしょうか。
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