以下は、朝日新聞デジタル(2015年12月14日)からの引用です。
「「茶のしずく石鹼(せっけん)」(旧商品)で小麦アレルギーが発症したとして、熊本県などの男女33人が化粧品会社の悠香(福岡県大野城市)などに損害賠償を求めていた訴訟で、熊本地裁(中村心裁判長)で14日、和解が成立した。
原告側に総額約5020万円を支払う内容で、原告弁護団によると、「茶のしずく石鹼」をめぐる集団訴訟で原告全員が和解するのは初めてという。
原告は20〜60代の男女で、熊本県の31人と大分、鹿児島両県の各1人。
販売元の悠香と、製造したフェニックス(奈良県)が和解に応じた。
製造に関わった片山化学工業研究所(大阪市)については原告が訴えを取り下げていた。
訴状によると、33人は2004〜10年に販売された「茶のしずく石鹼」を使い、小麦アレルギーによる皮膚障害や呼吸困難などの症状が出たと主張。
1人あたり1500万円、計約5億円の損害賠償を求めていた。
詳しい和解内容は明らかにされていないが、原告に支払われる金額は症状や見舞金などの支払いを受けたかなどで異なるという。
弁護団の久保田紗和弁護士は「金額は必ずしも十分ではないが、原告のほぼ全員に症状が残っており、早期解決を望む声が多かった」と話した。
「茶のしずく石鹼」を巡っては、各地で訴訟となっており、悠香の広報担当者は「引き続き訴訟に真摯(しんし)に向き合い、各地の裁判所でも早期和解に向けて努力したい」と話した。」
とっくに解決しているものと思っていましたが↓、ようやく和解成立なのですね。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/240031333.html
裁判を抱えたまま年を越したくない、解決してすっきりとした気持ちで新年を迎えたいということで、12月には、和解が成立することが多いです。
そういえば、こちらも結構経っていますが、どうなったのでしょうか↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/400427186.html
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