以下は、日刊スポーツ(2015年11月18日)からの引用です。
「米俳優のチャーリー・シーン(50)が米国時間の17日、米NBCテレビの朝の生番組「トゥデー」に出演。
インタビューで、「HIVの陽性であることを認めます。自分に対するこの猛攻撃と集中砲火を阻止しなくてはならない。そして、自分が他の人々の健康を危機に陥れているとの噂も、事実からは程遠い」と語った。
シーンは4年ほど前、数日間にわたり激しい頭痛と発汗に苦しんだ後、病院に運ばれたという。
当時について、「脳腫瘍で、もう終わりだと思ったが、検査でHIV感染だと知った。人生のターニングポイントだった」と語った。
性関係を持った相手のうちの何人かから脅され、お金を払ったことも告白。
「何百万ドルも払った。内輪にいた彼女たちを信頼していたし、助けてくれると思ったのに、裏切られた。つまり、ゆすられたということだ」と語った。
HIVと診断された後、過去に性関係を持った女性たち全員にそのことを告げたというシーンだが、その後も、2人の相手と避妊具なしで性関係を持ったという。
しかし、彼女たちには事前に警告した上、医師のケアも受けていると明かした。
シーンは「このインタビュー後はもう、自分を脅している人々にお金を支払うことはない。それが自分の唯一のゴール。今日、この牢獄から自分を解放する」と宣言。
さらに、どのようにHIVに感染したのかはよくわからないが、他人に病気をうつしてはおらず、今後は自分の体験を話すことで、他の人々を助けていきたいと語った。
しかし、このインタビュー直後、米情報サイトTMZは、6人の女性たちが精神的苦痛、詐欺、性的暴行などを理由に、シーンを訴えようとしていると報じた。
情報筋によると、女性たちはすでに有名弁護士に連絡を取っており、同弁護士のもとに、あと4人の女性たちとの相談予約が入っているという。
女性たちは先月、シーンと避妊具ありとなしの性行為を行っており、HIV感染について知らされなかったと主張している。
シーンの内部情報筋は、シーンは過去2年間で、最低でも200人のセックスパートナーがいたと語っており、訴える女性の数はさらに増えると見られている。
カリフォルニア州の法律によると、HIV感染を知りつつ、避妊具なしの性行為を行った者は半年間の禁固刑を科される可能性もある。」
どの程度の感染力があるのかはわかりませんが、HIVに感染していることを知りながら、避妊具なしで性行為を行う女性が、いるのでしょうか。
うつしていないからといって、何の問題もない訳ではないことは、当然のことではないでしょうか↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/374422362.html
民事的には、我が国でいうところの不法行為による損害賠償請求ということになるのでしょうが、そうなると、全ての立証責任は、女性側にあるということになるのでしょうか。
どうやって、立証するのでしょうか。
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