2015年09月14日

法務省、明大大学院教授を告発=司法試験問題漏えいで−東京地検が本格捜査


以下は、時事ドットコム(2015/09/08)からの引用です。

「今年の司法試験の内容が漏えいした問題で、法務省は8日、試験問題作成などを担当する「考査委員」を務めていた明治大法科大学院の青柳幸一教授(67)が、試験前に教え子の受験生に問題の内容を漏らしていたと発表した。

考査委員は非常勤の国家公務員として守秘義務が課せられており、法務省の司法試験委員会は同日、国家公務員法違反(守秘義務違反)容疑で青柳教授を東京地検に告発した。

法務省の調査に対し、青柳教授と受験生は漏えいの事実を認めており、同省は同教授を考査委員から解任。

告発を受けた地検特捜部は、漏えいの経緯などについて本格的に捜査を始めた。

法務省などによると、青柳教授は作成に関わった憲法の論文試験1問の出題内容を、今年5月の試験前に教え子の20代女性に漏らしたという。

漏えい先はこの女性1人で、同省は女性を採点の対象から除外するとともに、今後5年間、司法試験などを受験することを禁止する行政処分を行った。」




法科大学院の生き残り競争との関係について言及する報道もありましたが、そういう動機なのであれば、1人にだけ漏らすということには、ならないですよね。

この問題の回答だけが、完璧過ぎたことから、発覚したようですが、たった1問でも、完璧な答案が何なのかを知ることができれば、他の問題でも、自信を持って、立派な合格答案が書けそうなものですが。

評価以外は、何も開示されなかった我々の時代とは、時代が違うということでしょうか↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/420940918.html

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posted by 森越 壮史郎 at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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