以下は、毎日新聞(2015年05月09日)からの引用です。
「集団予防接種の注射器などの使い回しを放置した国の責任が問われているB型肝炎訴訟で、7、8両日に全国で追加提訴があり、札幌地裁でも弁護団が患者・遺族ら計90人分の損害賠償請求を起こした。
肝炎の発症などから20年以上たつ被害者の救済合意が3月に成立して以降、道内での追加提訴は初めて。
弁護団によると、両日に全国で253人が提訴し、和解者を含めた原告数の累計は札幌地裁で2026人、全国では1万5770人となった。
今回提訴した道内の患者82人の内訳は▽無症候36人▽慢性肝炎29人▽軽度の肝硬変6人▽肝がん4人▽死亡7人。
中には死後20年以上たつ患者もいるという。
弁護団事務局長の奥泉尚洋(たかひろ)弁護士は「3月の合意で救済の範囲が広まり、問い合わせが増えている。いち早く提訴につなげたい」と話した。」
なぜ、肝硬変・肝癌で、長い間苦しんでいる被害者の方が、賠償額が少ないのか。
なぜ、国が責任をなかなか認めなかったり、広報が不足したために、20年が経過してしまった方の方が、賠償額が少ないのか。
苦渋の選択だったと思いますが、原告団・弁護団は、国との基本合意(その2)を、締結しました。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/416607926.html
厚生労働省のホームページに、基本合意(その2)も掲載されています↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/b-kanen/
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