以下は、朝日新聞デジタル(2015年4月17日)からの引用です。
「カネボウ化粧品の美白化粧品で肌がまだらに白くなる「白斑」の症状が出たとして、関東の7都県に住む女性27人が17日、同社に計約4億7860万円の損害賠償を求める集団訴訟を東京地裁に起こした。
この日は他に大阪、札幌、福岡など全国の6地裁・支部でも計55人が一斉に提訴。
各地の弁護団によると、原告は全国で計179人となった。
東京の原告は、原因成分とされる「ロドデノール」を含む化粧品を使って症状が出た20〜70代の女性。
「通常の用法通りに使用したのに症状が出た」として、製造物責任法に基づき1人当たり平均約1770万円の賠償を求めた。
同社は症状の程度に応じて慰謝料などを支払っているが、弁護団は「不十分で基準も不明確」としている。
同社は「訴状を確認していないのでコメントは差し控える」とした。
この問題ではすでに各地で同様の訴訟が起こされており、同社は賠償責任を争っている。
弁護団は18日午前10時〜午後4時、電話相談(03・3519・7622)を受け付ける。」
賠償責任を認めるのか、認めないのか、良く分かりません↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/387419298.html
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/393739549.html
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/400427186.html
カネボウの提示を受け入れるなら、賠償するけれども、裁判をしてくるなら、徹底的に争うよ、ということでしょうか。
一応、法的責任を認めて支払った訳では訳ではなく、道義的責任を果たした過ぎないということで、説明がつかない訳ではありませんが…。
被害者側の請求金額も大きいので、そういう争い方にならざるを得ないのかな、とも思いますが…。
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