以下は、どうしんウェブ(2015/03/10)からの引用です。
「死亡した女性の相続財産管理人として預かっていた現金300万円を着服したとして、札幌地検特別刑事部は9日、業務上横領の疑いで、札幌弁護士会所属の弁護士上田勝啓容疑者(56)=札幌市豊平区=を逮捕した。
逮捕容疑は2014年10月から今年1月にかけて、管理していた銀行口座から100万円ずつ計3回にわたって現金を引き出し、着服した疑い。
地検は認否を明らかにしていないが、弁護士会の内部調査では事実関係を認めていたという。
上田容疑者は11年6月、札幌家裁によって女性の相続管理人に選任されていた。
地検は今後、余罪についても捜査する方針。
弁護士会によると、上田容疑者が現金を引き出しているとの情報を得て、副会長2人が2月上旬に確認すると、私的流用を認めた。
数日後、上田容疑者が地検に出頭したという。」
相続財産管理人↓に選任され、「私が相続人だから財産を寄こせ」と主張する人がいなかったので、ついつい、ということなのでしょうか。
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_15/
不在者財産管理人↓と異なり、1年程度で終わる手続なので↑、すぐにばれることは、明らかなのですが。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/415142784.html
事件を一緒にやったり、相手方になったり、同じ委員会で活動したりしたことはありませんが、真面目で、キチンとしていて、こんな大それたことをするようには、到底、思えなかったです。
名簿を見ると、いつの間にか、裁判所の近くから、随分遠方に事務所を移転していましたが、経費の問題だけでなく、皆に合わせる顔がない、ということだったのかも知れません。
自由競争による自然淘汰は、まだまだ続きます。
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