2014年11月14日

ネット上の過去の個人情報削除 ヤフーが有識者会議


以下は、日経Web刊(2014/11/7)からの引用です。

「ヤフーは7日、インターネット上の過去の個人情報を削除できる「忘れられる権利」を巡り、検索サービスについて議論する有識者会議を設置すると発表した。

ヤフーは現在、検索結果の表示に関して個人からの削除要請に原則応じていないが、この基準のあり方なども検討する。

欧州では忘れられる権利の行使が認められており、ヤフーも議論を深める。

会議は11日に初会合を開き、来年3月に報告書をまとめる。

ヤフーはこれまで個人が削除を請求した場合は一般的には司法判断をあおいできた。

個人のプライバシー保護と表現の自由のバランスを踏まえ、検索結果の表示法などについて専門家の意見を聞く。 

忘れられる権利を巡っては、5月に欧州司法裁判所が、米グーグルに同社をプライバシー侵害で訴えていた男性の過去の報道内容へのリンクを検索結果から削除するよう命じ、権利を初めて認定した。

グーグルは欧州連合(EU)の利用者の削除要請を受け付けており、これまでに10万件以上のリンクを除外したとされる。

判決を受け、EUもネット上の個人情報保護の強化を目的に、世界に先駆けてルール整備に乗り出している。」





ヤフーの公式発表は↓
http://publicpolicy.yahoo.co.jp/2014/11/0717.html

色々と叩かれる前に、ということだと思いますが↓、悪いことではないですね。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/407158323.html

ただ、大御所の大先生揃いの委員の方々に、近年、爆発的に加速したネット社会の感覚を、どれだけ理解していただけるのかが、やや心配ですね。

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posted by 森越 壮史郎 at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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