以下は、日刊スポーツ(2014年9月12日)からの引用です。
「アイドルグループのメンバーが、ファンと隠れて交際したとして、グループの運営会社が、メンバー、親権者、交際相手のファンに損害賠償を請求していることが11日、分かった。
グループは、青山☆聖ハチャメチャハイスクール(通称メチャハイ)で今年4月、中心メンバーだった結城美帆(19)と美浦聖奈(22)が突然、グループを脱退。
8月に都内で行われたファンイベントで、プロデューサーが「重大な契約違反があった。2人はファンと交際していた」などと理由を説明し、相手の実名まで暴露した。
その上で、運営会社が823万2400円の損害賠償を求める内容証明書をファンに送付していた。
文字通り、前代未聞の事態だが、プロデューサーは、日刊スポーツの取材に対し「2人の親権者は、『ファンと恋愛関係にならない』『職場放棄をしない』などと書かれた契約書にサインしていた。メンバーやファン全員を裏切り、許されることではない」と話した。
請求額については「2人は契約が1年残っていた。稼ぐはずだったであろう収益と、処分することになったグッズ、慰謝料などを含めた金額」と説明。
提訴も含めた「今後の対応は検討中」としたが、ファン側も弁護士を雇う意思を見せている。
青山☆聖ハチャメチャハイスクールは12年8月に結成。
今年3月、4枚目シングルが発売初週1万2000枚を売り上げ、オリコン週間総合ランキング7位。
来年1月の新曲リリースも決まっている。」
「職場放棄をしない」というのは、当たり前のことですが、「ファンと恋愛関係にならない」というプライベートまで拘束する契約は、どうなんでしょうか。
労働契約ではない、ということなのでしょうか。
ましてや、ファンには、「メンバーと恋愛関係にならない注意義務」などというものが、あるのでしょうか。
イベント会場や公式HPなどに、「メンバーとの恋愛は硬く禁止致します」などと、掲載されているのでしょうか。
何より、こんなことして、他のファンは、「良くやった」と思うのでしょうか。
逆に、離れて行ってしまうのではないのでしょうか。
まさに、ハチャメチャですね。
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交際禁止条項は知らなかった、死文化していたという主張だけで、被告側は、交際禁止条項の妥当性について、争っていなかったのですね。
掲載遅過ぎですが。