以下は、MSN産経ニュース(2014.9.3)からの引用です。
「世田谷区烏山総合支所の戸籍係職員が6月、ドメスティックバイオレンス(DV)などの被害者として住民票の閲覧、交付を制限している女性の戸籍付票の写しを、加害者に交付するミスがあったことが2日、分かった。
戸籍付票には女性の住所が記されていた。
女性は転居を余儀なくされ、区が転居費用約19万円を支払った。
同日開催の区議会区民生活委員会で地域振興課が報告した。
区などによると、加害者は6月23日午前、同支所の窓口で女性の戸籍付票の写しを請求。
区のパソコンは画面上に「処理注意者」と警告を表示したが、応対した女性職員は、申請した加害者を被害者本人だと思い込み、誤って交付したという。
交付後、加害者が隣の窓口で手続きした内容から本人ではないと気付き誤交付が発覚。
区は女性に連絡して謝罪、安全な場所に一時保護し、女性は転居した。
2日の区議会では、桃野芳文区議らが「区が誤交付しなければ転居の必要はなかったのに、転居先の敷金、礼金、不安を抱かせた慰謝料などは支払わないのか」など、区の対応を批判した。」
DVなどの被害者とのことですが、加害者を被害者本人だと思い込んだということは、勿論、加害者も女性なのですよね。
そして、さすがに、この期に及んで、本人確認もしないで交付するということはないでしょうから↓、加害者の女性が、何らかの方法で入手した被害者の本人確認書類を、持っていたということなのですよね↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/401881017.html
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/101/111/207/209/d00005300.html
もしそうだとすれば、交付してしまったこと自体は、ある意味、仕方がないことで、加害者が隣の窓口で手続きした内容から、本人ではないと気付いたことが、むしろお手柄なのではないでしょうか。
しかも、転居費用を任意に支払っているのですから、誠意ある対応なのではないでしょうか↓
http://www.bengo4.com/topics/704/
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/371459386.html
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/394622822.html
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