2014年06月27日

カネボウがまだら白斑の補償を全面見直し 回復難しい人には増額も検討


以下は、MSN産経ニュース(2014.6.26)からの引用です。

「カネボウ化粧品(東京)は26日、同社の美白化粧品を使用して、肌がまだらに白くなる白斑症状が出た被害者に対し、回復傾向が見られない場合について、裁判基準・労災基準に基づいた後遺症慰謝料相当の補償を支払うと発表した。

額は「部位や程度、期間によってさまざま」(同社)として明らかにしていない。

同社は当初、半年から1年での白斑被害からの回復を見込んでいたが、症状の長期化・深刻化が顕著な被害者が完治しない可能性も考慮し、方針を転換した。

「被害者の精神的負担を少しでも軽減するため」だが、この方針転換は、同社美白化粧品による白斑被害が当初の想定よりも深刻なことを如実に表している。

対象となるのは、同社が「症状が比較的重い」と判断し、夏坂真澄社長名で通知を今月になって送付した約4千人のうち、同社が現在検討中の要件を満たし、同社との和解を望む希望者。

8月末にかけ、担当者が直接この約4千人を訪問し、希望を聞く。」




全国各地に弁護団ができて、訴訟を提起しているのではないのですかね↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/393739549.html

症状が重いのに、弁護士に依頼せずに、自ら訴訟や交渉をしている方々が、4000人もいるとは思えないのですが。

仮に、被害者側に代理人の弁護士が就いているのだとしたら、個別に、一時金を支払ったり、通知を送付したり、担当者が直接訪問して希望を聞いたりというのは、ありなのですかね。

裁判基準と労災基準とでは、金額が随分異なるのであって、だからこそ、労災による補償では足りない分を、直接、使用者側に請求するということで、裁判になったりしている訳ですが。

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posted by 森越 壮史郎 at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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