以下は、YOMIURI ONLINE(2014年04月19日)からの引用です。
「熊本大病院産科婦人科は18日、同病院に救急搬送後、脳死とみられる状態に陥った妊婦が2012〜13年の2年間で3人おり、このうち2人が出産したと、東京都内で開かれた日本産科婦人科学会で報告した。
対応のノウハウを蓄積する必要があるが、実態は不明。
同科の片渕秀隆教授は「全国的調査が必要」と訴えた。
報告によると、3人は妊娠34週、25週、20週に救急車で搬送され、それぞれ1日目、8日目、22日目に脳死とみられる状態になった。
原因は、脳出血や交通事故など。
当面の妊娠の継続は可能と考えられた。
同病院が出産の意思について家族に尋ねたところ、25週の妊婦の家族は出産を希望。
翌週、帝王切開で718グラムの子供を産んだが、母親はその後、亡くなった。
20週の妊婦は、家族の意思がまとまらないまま、33週目になって陣痛が始まり、そこで初めて家族が出産に同意した。
未婚だった34週の妊婦は、家族が出産を望まなかった。」
日本でも、同じようなことがあるのですね↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/389014240.html
どのケースでも、妊娠してからある程度の週数を経過しているということは、妊婦本人は、出産を希望していたということになりますが、本人が亡くなってしまうのに、なお、出産を希望するのかどうか。
本人に聞いてみないとわかりませんが、本人に聞くことはできません。
家族の意向で、子供が生まれたり、生れなかったり、して良いものなのかどうかということも、議論が必要なように思います。
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