先日届いた日弁連発行の「自由と正義」の2104年4月号に、本年1月中にあった弁護士登録・登録換え・登録取消しの情報が掲載されていました。
新規登録・登録換え・登録取消しの3つ全ての登録事項変更は1156件。
そのうち、登録換え(どこかの弁護士会から、どこかの弁護士会へ移ること)は113件、登録取消し(死亡や懲戒により、あるいは自発的に、弁護士を辞めること)は30件。
ですので、新規登録は1013件、昨年12月の504件と合わせると↓、1517件ということになります。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/392489875.html
ここからは正確な数字は把握していませんが、昨年12月に2回試験に合格した司法修習生は約2000人、そのうち裁判官・検察官になったのはそれぞれ100人弱でしょうから、それ以外の1800人余りのうち約300人は、1か月以上経った本年1月末時点で、弁護士登録をしていないということになります。
やはり、今月号でも、死亡や懲戒による登録取消しは少なく、自発的な登録取消しが多く、しかも、若手の登録取消しが多いです。
日弁連執行部は、より正確な情報を、より早期の段階で把握しているでしょうに、何のコメントもないのは、何故なのでしょうか。
就任したばかりで忙しくて、それどころではないということでしょうか。
政府の法曹養成制度改革推進会議が、適正な法曹人口などについて来年7月までに提言することになっているのですから↓、それどころではないどころか、今がまさに正念場なのではないでしょうか。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/394373899.html
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