2014年04月14日

DV元夫に転居先誤送付の福島市、元妻と和解


以下は、YOMIURI ONLINE(2014年04月10日) からの引用です。

「配偶者暴力(DV)を受けて離婚した元夫に転居先を記した証明書が送られ、プライバシー権が侵害されたとして、福島市の30歳代女性が同市を相手取り、慰謝料など約112万円を求めた訴訟は10日、市が慰謝料と女性の転居費用など計55万円を支払うことで福島地裁で和解が成立した。

地裁が和解を勧告していた。

訴状などによると、女性は元夫からDV被害を受けていた。

離婚後、夫に転居先を知られないよう同市に住民基本台帳の閲覧制限などを求めていたが、同市は昨年2月、女性の医療費助成に関する証明書を誤って、元夫に送付。

女性は同8月に提訴した。

同市は「損害と誤送付に因果関係があるとはいえない」と、争う姿勢を示していた。

同市地域福祉課は「市側に非があった。今後は厳重に確認していきたい」としている。

女性側代理人の弁護士は「市は原因究明と再発防止に努めてほしい」と話した。」




この事件の続報ですね↓
http://www.bengo4.com/topics/704/
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/371459386.html

やはり、相当因果関係を争っていた、ということのようです。

それにしても、慰謝料や転居費用などを合わせても、55万円ですか。

信じられない金額の懲罰的損害賠償金というのも、いかがなものかと思いますが↓、我が国の損害賠償制度、特に慰謝料の相場も、いかがなものかと思います。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/394290315.html

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posted by 森越 壮史郎 at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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