以下は、日経Web刊(2014/3/5)からの引用です。
「インターネット上の仮想通貨ビットコインの取引所フレックスコイン(カナダ)は4日、不正アクセスによりコインが大量に引き出されたため閉鎖すると発表した。
別の取引所ポロニエックスも、ハッカーによる攻撃を受け保有するコインの一部を失ったと明らかにした。
ビットコインをめぐっては先月末、大手取引所マウントゴックス(東京)が不正アクセスで約480億円相当(当時)のビットコインを消失し、破綻したばかり。
取引所への攻撃が相次いだことで、取引への信用がさらに揺らぎそうだ。
フレックスコインによると今月2日、ハッカーによる攻撃で顧客が預けていた約60万ドル(約6千万円)相当のビットコインが盗まれた。
オフラインの端末で保存していた一部のコインを除いた全量という。
同社は「保有資産はない」としており、被害を受けた顧客の返金に応じるのは困難とみられる。」
ビットコインの売り買いをするための取引所なのでしょうに、「保有資産はない」というのは、どういうことでしょうか。
ビットコインを不正に引き出しても、換金はできないようですが、だとすると、自作自演ではないのであれば、ビットコインが広がると困る立場の方々による仕業ということになるのでしょうか。
少なくとも、単純な愉快犯の仕業にしては、余りに規模が大き過ぎるように思います。
さて、実際のところは、どうなっていたのでしょうか↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/390162744.html
我が国の法律でも、少なくとも、電子計算機損壊等業務妨害罪(刑法234条の2)には該当すると思うのですが、刑事事件は、どうなっているのでしょうか。
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