以下は、時事ドットコム(2013/10/18)からの引用です。
「警察庁は18日、インターネットバンキング利用客のIDやパスワードが盗み取られて預貯金を不正に送金される事件の被害が、1月から今月15日までに約7億6000万円になったと発表した。
被害は6月に急増した後、食い止められておらず、過去最悪だった2011年の約3億800万円の2倍を超えた。」
勿論、警察は必死に捜査しているのでしょうし、銀行も必死に対策を講じているのでしょうが、ネットバンキングによる不正送金で犯人が逮捕されたという話は殆ど聞いたことはありませんし、犯人にとっては、まるで打ち出の小づちを手に入れるようなものですので、いたちごっこが続くのでしょうね↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/290207452.html
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/299755928.html
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/369525576.html
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/373339047.html
銀行の対策や預金者の防衛意識が高度になれば、標的となる対象を見つけるのが困難となってくると思いますし、被害者を装えば、送金されたお金と補償金とで、2倍の利益ですので、自作自演というのも出てくるように思いますし、今でもあるのかも知れません。
銀行は、こういう場合の補償に備えて、保険に加入しているようですが、被害が増え続ければ、当然、保険会社の審査もより厳しくなるでしょうから、今までどおり補償してもらえるとは限りません。
やはり、利用する気にはなれませんね。
札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ