2013年10月22日

多様化する自転車保険=示談交渉、事故時の搬送も


以下は、時事ドットコム(2013/10/15)からの引用です。

「通勤・通学やレジャーで自転車に乗る人が増える中、専用の保険商品が充実してきた。

高額化する賠償金に備えるため、事故時の保険金額が1億円など高めに設定されているプランの契約が増加。

示談交渉や故障した自転車を搬送するサービスも登場した。

自転車産業振興協会によると、自転車の国内保有台数は約7000万台。

自動車とほぼ匹敵する規模だが、保険加入の義務はない。

損保業界関係者は「傷害保険に特約で付ける自転車事故を対象とした補償などを含めても、(加入率は)3割程度ではないか」と指摘する。

しかし今年7月、自転車事故を起こした少年の母親に9520万円の高額賠償を命じた判決が出たのをきっかけに、損保会社への問い合わせが急増しているという。

au損害保険は10月に商品内容を拡充。

事故時の示談交渉を代理で行うとともに、事故で故障した自転車や充電切れの電動アシスト自転車を自宅などに搬送する業界初のサービスも始めた。

年間保険料は約4000円からで、賠償補償は5000万〜1億円だ。」




この判決↓のことでしょうね。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/368875221.html

多様化することによって、選択の幅が広がることは、良いことだとは思います。

しかし、単体で自転車保険に加入するよりは、車の任意保険や、自宅の火災保険の特約として、個人責任賠償保険に加入した方が、保険料も少なくて済むのではないかと思いますし、補償の対象も、自転車事故に限られないので、良いのではないかという気がます。

札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ
posted by 森越 壮史郎 at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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