以下は、時事ドットコム(2012/08/27)からの引用です。
「今春、4年制大学を卒業した学生約56万人のうち、6%に当たる約3万3000人が進学も就職の準備もしていない「ニート」だったことが27日、文部科学省の学校基本調査の速報で分かった。
就職率は63.9%で前年比2.3ポイント改善したが、3.9%の約2万2000人が非正規雇用だった。
文科省は「リーマン・ショックで大きく落ち込んだ就職率は持ち直しつつあるが、本人が望まない雇用形態で就職せざるを得ない状況は改善すべき課題だ」としている。
大卒者約55万9000人を対象に、5月1日現在の状況を尋ねた。
就職も大学院などへの進学もしていない人は15.5%の8万6638人。
今回、初めて「進学も就職の準備もしていない」人数を調べたところ、このうち約4割の3万3584人いた。
「就職準備中」が4万9441人、「進学準備中」は3613人だった。」
私も、大学を卒業してから、司法試験に合格するまでの間は、ニートに分類されるのだと思います。
夢と目標に向かって努力はしていたつもりですし、働くことなく受験に専念できる恵まれた立場でしたが、独学で、予備校に通ったりもしていませんでしたので、学生でもなければ、社会人でもない、社会とつながっていない、という後ろめたさのようなものを常に感じていました。
その間も、変わらず付き合ってくれた方々には、感謝、感謝です。
今のニートの若者達は、何を考え、何をしているのでしょうか。
札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ