以下は、MSN産経ニュース(2012.4.27)からの引用です。
「2度の投票で決着がつかず、やり直しとなった日本弁護士連合会(日弁連)の次期会長選の投開票が27日、行われ、日弁連元副会長の山岸憲司氏(64)=東京弁護士会所属=が、現職の宇都宮健児氏(65)=同=を破り、当選を果たした。
任期は2年。
2月と3月に行われた投票で当選者が決まらず、改めて候補者を募って選挙を仕切り直すという異例の展開となった。
会長選は、最多票を得るだけでなく、全国52の弁護士会の3分の1を超える18以上で最多票を得ないと当選できない仕組み。
今回の選挙は、仮集計によると、山岸氏が8546票、宇都宮氏が7673票を獲得。
弁護士会は山岸氏が19会を制し、当選条件を満たした。
山岸氏は会見し、「震災復興や原発被害などを優先課題として取り組みたい」と話した。」
先日の再投票では、山岸候補が8558票、宇都宮候補が7486票でしたので↓、投票率は更に低下し、その分、宇都宮候補の票数の減りが大きく、各弁護士会での勝ち数が14から19に増えたということになります。
http://www.morikoshi-law.com/mainichishinbun_120314.html
両候補の公約はほぼ一致しており、どちらの方がより公約を推進できるだろうか、という雲をつかむような選挙でしたが、山崎候補に軍配があがりました。
ただ、宇都宮候補が立候補したことにより、弁護士増員路線を推進した当時の日弁連の執行部だった山崎候補に、明確に、まずは1500人、更に減員、と公約させたのですから、宇都宮候補が立候補した意義は、大きかったと思います。
選挙管理委員なので、とかにく決着して良かったです。
札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ