2012年04月05日

出会い系サイトで450万円被害 岡山の70代男性


以下は、MSN産経ニュース(2012.3.30)からの引用です。

「岡山市内の70代の男性が昨年、出会い系サイトを利用して約450万円をだまし取られる被害に遭っていたことが29日、弁護士への取材で分かった。

サイト運営会社の大半は実体がない海外ペーパー会社。

実際の管理は国内で行っているとみられ、責任の追及を逃れようとする悪質なサイトが急増しているという。

相談を受けた弁護士によると、男性は昨年夏ごろ、パソコンに「難病で先がない。話し相手がほしい」とメールが届き、出会い系サイトに登録。

「親から譲り受けた資産をあなたに使ってほしい」などといわれてやり取りを続けたが、実際には受け取れず、同12月ごろまでに計約450万円をだまし取られたという。

男性は計14サイトを利用し、このうち9サイトの運営会社はフィリピンやタイなどの企業で、ペーパー会社とみられる。

弁護士は「実体を隠すため、海外に拠点を置く運営会社が多く、注意が必要だ」と警鐘を鳴らしている。

こうした事態を受け、岡山弁護士会の弁護士が4月5日午前10時〜午後7時、出会い系サイトに関する無料電話相談((電)086・222・8055)を行う。」


札幌弁護士会でも、昨年12月12日に、出会い系サイト被害撲滅全国一斉110番を行いましたが↓、その後も被害は後を絶たないのですね。
http://satsuben.or.jp/events/2011/25details.html

海外のペーパーカンパニーは簡単に作れるので↓、責任の追及は極めて困難です。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/260692842.html

とにかく、そんな美味い話はある訳はないので、ひっかからないようご注意を↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/245508230.html

札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ
posted by 森越 壮史郎 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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