以下は、MSN産経ニュース(2012.3.30)からの引用です。
「岡山市内の70代の男性が昨年、出会い系サイトを利用して約450万円をだまし取られる被害に遭っていたことが29日、弁護士への取材で分かった。
サイト運営会社の大半は実体がない海外ペーパー会社。
実際の管理は国内で行っているとみられ、責任の追及を逃れようとする悪質なサイトが急増しているという。
相談を受けた弁護士によると、男性は昨年夏ごろ、パソコンに「難病で先がない。話し相手がほしい」とメールが届き、出会い系サイトに登録。
「親から譲り受けた資産をあなたに使ってほしい」などといわれてやり取りを続けたが、実際には受け取れず、同12月ごろまでに計約450万円をだまし取られたという。
男性は計14サイトを利用し、このうち9サイトの運営会社はフィリピンやタイなどの企業で、ペーパー会社とみられる。
弁護士は「実体を隠すため、海外に拠点を置く運営会社が多く、注意が必要だ」と警鐘を鳴らしている。
こうした事態を受け、岡山弁護士会の弁護士が4月5日午前10時〜午後7時、出会い系サイトに関する無料電話相談((電)086・222・8055)を行う。」
札幌弁護士会でも、昨年12月12日に、出会い系サイト被害撲滅全国一斉110番を行いましたが↓、その後も被害は後を絶たないのですね。
http://satsuben.or.jp/events/2011/25details.html
海外のペーパーカンパニーは簡単に作れるので↓、責任の追及は極めて困難です。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/260692842.html
とにかく、そんな美味い話はある訳はないので、ひっかからないようご注意を↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/245508230.html
札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ