2012年03月29日

スマートフォンを狙った架空請求が増えている


以下は、Business Media 誠(2012年03月26日)からの引用です。

「「無料と思い込んでアダルトサイトにアクセスしたら料金請求画面が消えない」「個人情報が抜き取られ、事業者から電話やメールで請求がくる」などスマートフォンを狙った架空請求が急増していることが、東京都の生活文化局の調べで分かった。

都内にある消費生活センターに寄せられた相談件数は、2010年度の下半期は10件だったのに対し、2011年度の上半期には139件に。

相談事例として「スマートフォンのバナー広告からアダルトサイトにアクセスした。動画を見るためのアプリをダウンロードしたら料金請求画面が消えなくなった。その直後、サイト業者から電話があり料金4万5000円を請求された。料金についての確認画面はなく、有料とは気付かなかった」(20歳代男性)、「無料と思ってスマートフォンでアダルトサイトの動画を見るためのアプリをダウンロードしたら、9万9800円の料金請求画面が消えなくなった。有料を確認できる画面はなかった。その後、事業者から料金請求のメールが届いた。電話番号も知られたようだ」(50歳代男性)など、料金請求の電話や請求メールが届いたケースがあった。

こうした架空請求が増えていることに対し、生活文化局は「料金請求画面を残し、電話やメールなどで執ように請求することにより、利用者を心理的に追い込もうとする手口が目立つ。事業者とは連絡をとらずに無視すべき。また請求などに対しては、必要に応じて電話の受信・着信拒否機能の利用、メールアドレスを変更すべきだ」とした。」


請求料金が異なるとのことですので、複数のソフトがあるようですし、メールアドレスのみならず、電話番号まで知られたとのことですので、iフォン用なのか、アンドロイド用なのかはわかりませんが、スマートフォンに特化した詐欺ソフトもあるようですね。

先日の報道↓では、パソコン用で実に110万人が感染し、被害金額は6億円とのことでしたが、これからは、パソコンよりもスマートフォンということなのでしょうね。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/251988330.html

未成年でも、当たり前のように携帯電話やスマートフォンを持つ時代ですが、携帯電話やスマートフォンなら、いつでもどこでも、親に隠れて何でもできてしまいます。

各社、アクセス制限の機能を用意しているようですが、アクセス制限したからといって、絶対安全とは思えません。

アダルトサイトにアクセスしないように言い聞かせることも必要でしょうが、昔で言えば、エロ本を立ち読みするなと言い聞かせるようなもの。

むしろ、トラブルがあったらきちんと親に報告させることの方が、重要だと思います。

札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ
posted by 森越 壮史郎 at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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