以下は、YOMIURI ONLINE(2012年1月5日)からの引用です。
「吉本興業の大崎洋社長が4日、暴力団関係者との交際を理由に昨年8月、芸能界を引退した元タレント、島田紳助さん(55)について、復帰を望む考えを示したことについて、発言を知ったテレビ局からは批判の声が上がった。
ある在阪局の幹部は「レギュラー番組の突然の辞退で被った局側の損害の大きさが分かっていないのでは」と言い、別の局幹部は「暴力団排除条項を入れた出演契約書の取りまとめが進んでいる今、言い出す話ではない」と憤った。」
当然の批判だと思いますが、敢えてこのような発言をする意図の1つとして、島田紳助だけでなく、吉本興業も一緒になって、出版社に対して、名誉毀損による損害賠償請求の裁判を起こしていますので、これに対する援護射撃の意味合いがあるではないかと考えるのは、考えすぎでしょうか。
勿論、根拠もないのに何を書いても良いという訳ではありませんが、しかし、島田紳助自らが暴力団関係者との交際を理由に芸能界を引退し、吉本興業もこれを是認したのは、何だったのでしょうか。
札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ