以下は、毎日jp(2011年12月19日)からの引用です。
「少年らが万引きしたゲームソフトなどを盗品と知りながら買い取った疑いがあるとして、警視庁少年事件課は19日、ソフトレンタル大手「ゲオ」(本社・愛知県春日井市)の東京都内にある3店舗を盗品等有償譲り受け容疑で家宅捜索した。
同課はマニュアルなどの資料を押収し、買い取りの経緯を詳しく調べる。
捜索を受けたのは、大田区の池上店と平和島店、世田谷区の駒沢大学店。
同課によると、3店舗では7〜8月、川崎市の17〜19歳の少年3人=窃盗容疑で逮捕=が持ち込んだゲームソフトなど53点を4回にわたって計約16万円で買い取った疑いがある。
少年らは「ゲオなら怪しまれなかった」と供述し、家電量販店で万引きしたゲームソフトなどを都内や神奈川県内のゲオ計22店舗に47回持ち込み、約135万円で売却したという。
店員の目の前で包装を破ったケースもあり、同課は、買い取った商品が確認された3店舗の強制捜査に踏み切った。
捜索について、ゲオ情報管理課は「突然のことで驚いている。捜査の内容は分からないが、全面的に協力したい」としている。
盗品買い取りを巡っては、都公安委員会が今月、古物営業法に基づき、日の出町の「TSUTAYA(ツタヤ)イオンモール日の出店」に、中古品の売買について2週間の営業停止命令を出したばかり。
同法は、買い取る品が盗品と疑われる場合は警察に申告することを義務付けている。」
TSUTAYA(ツタヤ)は「盗品の疑い」でしたが↓、今回のゲオは「盗品と知りながら」ですか!
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/239521787.html
確かに、未成年の少年らが、計22店舗に47回持ち込み約135万円で売却したという回数や金額は、異常としか言いようがありません。
新品の何割程度で買い取ったのかは分かりませんが、仮に5割だとしても270万円分、1割だとしたら1350万円分ということになる訳ですから。
店員の目の前で包装を破ったケースもあったとのことですから、店員「あの〜。新品のままだと困るんですよね〜。」、少年「面倒くさいな〜。」なんて会話があったということかしら。
札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ