以下は、asahi.comからの引用です↓
http://www.asahi.com/business/update/1021/TKY201110210528.html
「交通事故を起こした人の自動車保険料が、2013年4月をめどに値上げされることになった。
損害保険各社が、等級ごとに決めている自動車保険の割引制度を変えるためだ。
自動車保険の契約者は1〜20の等級が割り当てられており、等級が上がるほど多く割引されて保険料が安い。
1年無事故なら1等級上がり、事故を起こすと3等級下がるため、いまでも事故を起こすと保険料は高くなる仕組みだ。
新しい仕組みでは、事故を起こしたあとの保険料がさらに値上げされる。
いままでは同じ等級なら事故の有無に関係なく同じ割引率だったが、新制度では同じ等級でも「事故なし」よりも「事故あり」の割引率を低くするため、保険料が割高になる。
事故の翌年度から3年間は「事故あり」の割高な保険料となる。
たとえば20等級で保険料を6万円払っている人は、63%の割引を受けている。
もし事故を起こすと、今の制度だと翌年度の保険料は57%割引の6万9729円になる。
だが新しい制度の保険料は38%割引の10万540円。
4割以上も割高になる。
自動車保険は損保各社の収益の柱だが、高齢ドライバーの事故が増えて収益が悪くなっている。
大手各社は今春から順次、高齢者のの保険料を値上げしているが、「高齢者を一律に扱うのはおかしい」との批判もある。
今回は値上げの第2弾として、実際に事故を起こしたドライバーの保険料を高くする。」
被害者に対する適正な賠償につながるのなら、文句も言えないが…。
札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ