2024年06月19日

今野智博会員に依頼されている方々のための特設電話相談の実施について


この事件↓の続報ですが、埼玉県弁護士会のホームページに、「今野智博会員に依頼されている方々のための特設電話相談の実施について」というお知らせが掲載されていました↓↓

「今野智博会員に依頼されている方々のための特設電話相談の実施について
日 時 2024年(令和6年)6月17日(月)〜 ※ 終了日未定

対応時間:月曜日〜金曜日 14時〜16時 ※ 祝日を除く

概 要

去る2024年(令和6年)6月12日に逮捕された当会所属の今野智博会員(今野法律事務所)の依頼者からの相談に応じる特設電話相談を実施いたします。(おひとり15分程度の電話相談)

なお、特設電話相談にご連絡いただく前に、「今野智博会員に関するQ&A」についてもご確認くださいますようお願いいたします。


【今野智博会員対応特設電話相談】

 電話番号:048-863-5262」





上記の【今野智博会員に関するQ&A】(PDF書類)によると、「依頼者の方々の不安にお答えすることを目的としています。」「お近くの法律事務所や各都道府県にある弁護士会の法律相談センターの利用をご検討ください。」とのことですので、このQ&A以上の話は、聞くことができないような気もしますが。

posted by 森越 壮史郎 at 16:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月17日

元衆院議員に着手金1割 弁護士法違反事件


以下は、共同通信(2024年06月14日)からの引用です。

「詐欺事件の被害金返還請求の依頼を巡り、弁護士法違反容疑で元衆院議員の弁護士今野智博(こんの・ともひろ)容疑者(48)=埼玉県深谷市=ら11人が逮捕された事件で、依頼者からの着手金の約1割を今野容疑者が受け取り、約9割を弁護士資格のなかった10人で分配していたことが13日、警視庁捜査2課への取材で分かった。

同課は経緯を調べる。

同課によると、今野容疑者の弁護士事務所「今野法律事務所」は埼玉県深谷市にあるが、職業不詳辻直哉(つじ・なおや)容疑者(51)=千葉県市川市=ら10人は東京都内の拠点で活動していた。

埼玉弁護士会によると、昨年10月以降、容疑者の業務に関し、依頼者などから計24件の苦情が寄せられていた。

同事務所の職員を名乗り、交流サイト(SNS)を悪用した投資詐欺や、恋愛感情を抱かせるロマンス詐欺などの被害者に電話で対応。

「警察では取り戻せない。取り戻せるのは弁護士だ」「うちの先生は元国会議員」などと持ちかけていたという。

今野容疑者は10人に自身の名義を貸した弁護士法違反(非弁護士との提携)容疑で、10人は同法違反(非弁活動)の疑いで逮捕された。」






この事件の続報ですね↓

9割も持って行かれるとは、随分となめられたものですが、2023年9月〜24年3月の半年余りで約5億円ですから、それでも半年余りで約5000万円ですか。

やばいとは思わなかったのですかね。

posted by 森越 壮史郎 at 12:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月14日

今野智博元衆院議員を逮捕 弁護士法違反疑い、警視庁


以下は、共同通信(2024年06月13日)からの引用です。

「弁護士としての自身の名義を資格のない人物に利用させたとして、警視庁捜査2課は13日までに、弁護士法違反(非弁護士との提携)の疑いで埼玉県深谷市、弁護士で元衆院議員今野智博(こんの・ともひろ)容疑者(48)を逮捕した。

今野容疑者の名義を利用したとして、同法違反(非弁活動)容疑で29〜51歳の男女10人も逮捕した。

認否を明らかにしていない。

いずれも逮捕は12日。

捜査2課によると、今野容疑者らは2023年9月〜24年3月、詐欺被害の回復を求める北海道や沖縄などの約900人から、着手金約5億円を受け取ったとみられる。

10人は今野容疑者の法律事務所を名乗って業務をしていた疑いがあり、特殊詐欺事件の捜査の中で容疑が浮上。

詐欺グループが関与した可能性もあるとみて調べる。

今野容疑者らは、ホームページから依頼者を集め、10人は振込先の口座凍結などの手続きをしていたが、被害金の返金に至ったケースはほぼなかったとみられる。

「うちの先生は元国会議員ですから」「十分取り戻せる」などと言って着手金を受け取っていたという。

今野容疑者の逮捕容疑は23年12月〜24年1月ごろ、報酬を得る目的で、弁護士ではない10人に自身の名義を利用させ、東京都や埼玉、兵庫両県の男女5人から着手金計約280万円で詐欺事件の被害金返還請求の依頼を受け、事務をさせた疑い。

他に逮捕された10人は千葉県市川市、職業不詳辻直哉(つじ・なおや)容疑者(51)ら。

今野容疑者は12年の衆院選埼玉11区に自民党から立候補し、比例代表北関東ブロックで復活し初当選。

2期務めた後、17年の衆院選にも出馬したが落選した。」






事務所のホームページは閉鎖されていますね↓

ウィキペディアは既に更新されていますね↓

facebookは↓

埼玉県弁護士会の会長談話は↓

埼玉県弁護士会のホームページにも、今年の1月23日に、「投資・副業・国際ロマンス詐欺に代表される詐欺案件の依頼にあたってのご注意」というお知らせを掲載していたのですね↓
東京弁護士会や大阪弁護士会のように、名指しではありませんが↓
埼玉県弁護士会の上記お知らせの「当会においても同種の相談が急増しています」「被害者の苦情が、埼玉弁護士会の市民窓口に多く寄せられている」という文言からしても、今野容疑者の行いをある程度把握していたのでしょうが、最後の「なお、このお知らせは、当会よりも先行してこの問題の調査・対応を進めている東京弁護士会と情報交換し、同会が公開している情報を参考にさせていただき掲載しています。」という弱気な文言からすると、確証がなかったということなのでしょうかね。

まさか、元国会議員だからということではありませんよね。
posted by 森越 壮史郎 at 15:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする