以下は、共同通信(2024年05月08日)からの引用です。
「第一東京弁護士会は7日、弁護人に選任される可能性がないにもかかわらず、勾留中の人物3人と約5カ月にわたり接見を計40回繰り返したなどとして、同弁護士会所属の大久保治彦(おおくぼ・はるひこ)弁護士(49)を同日付で業務停止1カ月の懲戒処分とした。
同弁護士会によると、2019年11月までの約5カ月間に、特殊詐欺事件の共犯者として身柄を拘束されていた人物3人に対し、別の人物からの依頼を受け、「弁護人となろうとする者」として計40回接見し、報酬計210万円を得た。
すでに3人には他に弁護人が選任されており、大久保弁護士には刑事弁護に携わる意思がなかったとされる。
当時3人には約4カ月間、接見禁止の決定が出されていた。
また同10月と11月には、接見室で勾留中の1人からメモ書きをアクリル板越しに撮影するよう頼まれ、撮影データを第三者に送信した。
同弁護士会にデータを受け取った人から申し出があったことから調査していた。
大久保弁護士の認識や動機について、同弁護士会は「答えられない」としている。」
40回接見して210万円ですから、1回5万円くらいですか。
昨日のブログの件も、恐らく、そういう話なのでしょうね↓
昔から刑事事件がらみの不祥事はありましたが、今時のは何か情けない感じですね。