2020年02月07日

うそ教唆の弁護士に有罪 無免許死亡事故巡り、横浜


以下は、共同通信(2020年02月03日)からの引用です。

「無免許運転で死亡事故を起こした男に、車の所有者への捜査が及ばないよう虚偽の供述をさせたとして、犯人隠避教唆の罪に問われた第二東京弁護士会所属の弁護士江口大和(えぐち・やまと)被告(33)に、横浜地裁(田村政喜(たむら・まさき)裁判長)は3日、懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

弁護側は「虚偽供述を依頼していない」と無罪を主張していた。

判決理由で田村裁判長は「法的知識のない共犯者が虚偽のストーリーを作ったとは考えにくい。被告の関与が推認できる」と述べた。

事故は2016年5月12日、横浜市で起き、車の同乗者が死亡した。

判決によると、江口被告は、無免許と知りながら運転させた所有者の男(27)の刑事責任を免れさせるため、運転した男(23)に対し「勝手に持ち出した」とうその説明を警察官にするよう依頼した。

公判で検察側は「所有者の男らは法廷で虚偽供述を認めている。うそのストーリーは法的知識がある被告でないと作れない内容だ」と指摘。

弁護側は「男らの供述は信用できない」と反論していた。」





本当に、弁護士が、うその説明をするよう依頼したのであれば、ひどい話ですが、弁護士には、そこまでする動機がないように思いますし、「勝手に持ち出した」という言い訳は、弁護士が考えたにしては、余りにも稚拙なようにも思いますが。

執行猶予付きでも、懲役刑が確定すれば、弁護士資格を失いますので、当然、控訴するのでしょうが、さて、どうなるのでしょうか。

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2020年02月04日

離婚前の生活費「婚姻費用」請求、離婚しても効力失わず 最高裁が初判断


以下は、産経新聞(2020年1月27日)からの引用です。

「別居するなどして夫婦の一方が毎月の生活費について「婚姻費用」として請求を申し立てた場合、離婚成立後も請求の効力があるのかが争われた裁判で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は「当事者が離婚したとしても婚姻費用分担の請求権は消滅しない」との初判断を示した。

決定は23日付。

5裁判官全員一致の結論。

夫婦が別居しても離婚成立までは互いに扶養義務がある。

収入の少ない方が配偶者に対し、毎月の生活費などを「婚姻費用」として請求できる。

ただ途中で離婚が成立した場合は離婚前に申し立てた婚姻費用の請求は効力を失うとの学説もあり、司法判断も分かれていた。

今回の最高裁の判断は離婚や婚姻費用をめぐる裁判所実務の取り扱いに一定の影響を与えそうだ。

婚姻費用を申し立てていたのは、北海道北見市の女性。

女性は平成30年5月に未払いの婚姻費用の支払いを求めて調停を申し立てた。

釧路家裁北見支部は同年9月、元夫に対し、未払いとなっている同年2月から調停で離婚が成立した同年7月までの婚姻費用約75万円の支払いを命じた。

一方、札幌高裁は同年11月、離婚によって請求権は消滅するとして、家裁の決定を取り消していた。

これに対し最高裁は、離婚しても「裁判に影響を及ぼすことが明らかな法令の違反がある」として札幌高裁決定を破棄し、審理を高裁に差し戻した。」





早速、裁判所のホームページに掲載されていました↓
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=89187

どんな債権にしても、一度発生した債権が、過去に遡って消滅する理由が分からず、判例・学説が分かれていること自体、知りませんでした。

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2020年02月03日

仙台高裁、岡口裁判官の懲戒申し立て 「FBで遺族侮辱」 異例の2度目


以下は、共同通信(2020年1月27日)からの引用です。

「ツイッターへの不適切な投稿で最高裁から戒告とされた岡口基一判事(53)について、仙台高裁は27日、フェイスブック(FB)への投稿で殺人事件の遺族を侮辱したとして、懲戒を求める「分限裁判」を最高裁に申し立てた。

同一判事が2度、分限裁判を申し立てられるのは異例。

仙台高裁などによると、岡口判事は2019年11月12日、自身のFBのアカウントで、東京都江戸川区で高校3年の女子生徒が殺害された事件に言及。

遺族が同判事を国会の裁判官訴追委員会に訴追請求したことを取り上げ、「遺族は俺を非難するよう洗脳された」などと投稿した。

この日は女子生徒の命日で、遺族は同月、同高裁に抗議。

岡口判事はこの事件について、東京高裁に所属していた17年12月にもツイッターに「無惨(むざん)にも殺されてしまった」などと投稿、厳重注意を受けており、仙台高裁は「遺族を侮辱し、裁判官に対する国民の信頼を損ねた」と判断した。

岡口判事をめぐっては、飼い犬の所有権訴訟に関する投稿で当事者の感情を傷つけたとして、東京高裁が分限裁判を申し立て、最高裁は18年10月、「表現の自由を逸脱した」と判断し戒告処分とした。

裁判官訴追委も罷免を求めて弾劾裁判所に訴追するか否かを審議しており、19年3月には岡口判事に出頭を求め、投稿の経緯などを聴取している。」





この記事の続報ですが↓、まあ、こういうことになりますよね。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/471778464.html 

同情的だった多分同期の弁護団の人達も、さすがに今回は、呆れてものも言えないようですね。

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posted by 森越 壮史郎 at 12:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする