2018年05月02日

横領容疑で元弁護士逮捕=預かり金5300万円着服−警視庁


以下は、時事ドットコム(2018/04/26)からの引用です。

「遺産分割に関して依頼を受けた女性から預かっていた現金約5300万円を着服したとして、警視庁捜査2課は25日、業務上横領容疑で、元弁護士の菅谷公彦容疑者(51)=東京都中野区松が丘=を逮捕した。

「依頼者のお金を返還せずに使い込んだことに間違いありません」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は2015年3月上旬までに、遺産分割協議の調停業務を依頼した都内の70代女性からの預かり金約5300万円を横領した疑い。

同課によると、他にも複数の依頼者らから少なくとも計八千数百万円を着服しているとみられ、裏付けを進めている。

着服した金は飲食代や自身が代表を務めていた弁護士事務所の運営経費などに充てていたという。

菅谷容疑者は17年7月、示談金など依頼者からの預かり金計約5700万円を横領したなどとして、東京弁護士会から除名処分を受け、弁護士資格を3年間失っている。」




この事件の続報ですね↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/452112311.html

犯行から3年以上、弁護士会の処分から半年以上経っているのに、ようやく逮捕かと思うかも知れませんが、逮捕すると、1か月足らずの間に起訴・不起訴を判断しなければならないところ、業務上横領事件などの場合、単に横領の事実だけでなく、その後のお金の流れなども捜査しなければならないらしく、そんな短期間で捜査することはなかなか難しいので、逮捕せずに在宅でということが多いようです。

そんなこんなしているうちに、期限が迫ってくる逮捕した身柄事件で手一杯となり、期限のない在宅事件は後回しとなり、起訴までに2年も3年もということも珍しくないようです。

容疑を認めているらしいので、在宅のまま起訴ということもあり得るとは思うのですが、逃亡の恐れがあるということなのですかね。

この元弁護士の被害者からは、依頼者見舞金の支給申請が行われているのでしょうか↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/458687063.html
https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/organization/mimaikin.html

除名処分という社会的制裁を受けているとは言え、金額からして実刑は免れないと思いますが、さて、どうなるのでしょうか。

このブログの筆者のホームページはこちら
posted by 森越 壮史郎 at 12:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月24日

北大法科大学院 入学者、初の30人割れ 併願者、道外に流出か


以下は、北海道新聞(2030/04/20)からの引用です。

「北大法科大学院(札幌市北区)の本年度の入学者数(定員50人)が前年度比14人減の27人となり、2004年の開校以来、初めて30人を下回ったことが19日、同大学院への取材で分かった。

合格者は48人いたが、併願者が関東や関西圏の有名大学院に流れたことが要因とみられる。

北海学園大法科大学院(同市豊平区)が本年度から募集を停止するなど、全国的に法科大学院離れが進んでおり、北大法科大学院は「より教育面を充実させ、入学者の確保を図りたい」としている。

北大法科大学院の入学者は04年度は103人いたが、徐々に減少。

18年度の入学者のうち、北大法学部出身者は例年並みの20人を維持したが、同大学院は「道外出身の法学部生が、道外の大学院に進むケースが増えている」と分析する。

また、04年度に81人いた北大法学部出身者以外の入学者は7人に減少。

関東や関西圏居住の志願者が、地元を選ぶ傾向が高まっている。

北大法科大学院の05〜16年度の修了生の司法試験累計合格率は全国9位の62%を誇るが、同大学院は「法科大学院自体の志願者数が減り、学生がより上位の有名大学院に入学しやすくなっている現状がある」と指摘する。

法科大学院は司法制度改革の柱の一つとして、04年度以降に道内2校を含む74校が開校。

だが、司法試験の合格率の低迷や弁護士の就職難などから、志願者が04年度の7万2800人をピークに激減、17年度は8159人にとどまった。

17年度入試を実施したのは43校で、北海学園大も本年度から募集を停止した。」





2004年には7万2800人もいた法科大学院の志願者数が、2017年度は僅か8159人ですか。

予備試験の志願者数の方が、全然、多いですね↓
http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/shikaku_saiyo_index.html

法科大学院に頼らず、自力で予備試験に合格し、早期の司法試験合格を目指す方々にとっては、教育面を充実させられると、かえって、他大学院に流れたくなったりしませんかね。

このブログの筆者のホームページはこちら
posted by 森越 壮史郎 at 12:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月11日

元アディーレ代表に対する処分変更 日弁連、業務停止期間短く


以下は、産経ニュース(2018.4.3)からの引用です。

「事実と異なる宣伝を繰り返したとして、昨年10月に東京弁護士会から業務停止3カ月の懲戒処分を受けた弁護士法人「アディーレ法律事務所」元代表、石丸幸人弁護士(45)の審査請求について、日弁連が「重すぎる」として業務停止2カ月に変更する裁決をしていたことが3日、関係者への取材で分かった。

3月13日付。

関係者によると、業務停止2カ月の懲戒処分を受けた法人としてのアディーレの審査請求も同日付で棄却。

日弁連は「両者の責任の程度は同等」として、石丸弁護士の責任を法人より過度に認定した東京弁護士会の判断は採用できないとした。

東京弁護士会の懲戒処分は昨年10月11日付。

石丸弁護士は裁決時点で既に業務停止期間を終えていた。

過払い金返還請求訴訟を多く手掛けるアディーレは、約1カ月ごとの期間限定としてウェブサイト上で着手金を無料または割引するなどとしたキャンペーンを繰り返していたが、実際は5年近く続けていた。」




この事件の続報ですが、自由と正義に掲載されるのはまだまだ先なのに、相変わらず、産経新聞の報道は詳しいですね↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/454560477.html


業務を停止する必要のなかった1カ月分に対する補償は、どうなるのでしょうか。

このブログの筆者のホームページはこちら
posted by 森越 壮史郎 at 12:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする