2015年04月24日

NHKが裁判で「完敗」 全国で受信料“不払い一揆”の恐れも


以下は、日刊ゲンダイ(2015年4月18日)からの引用です。

「籾井勝人会長の私用ハイヤー問題や「ヤラセ報道」でテンヤワンヤのNHKに“新たな衝撃”が走っている。

NHKが千葉・松戸市在住の男性(66)に対して受信料約18万円の支払いを求めた裁判で「完敗」したのである。

判決が出たのは15日の松戸簡裁(江上宗晴裁判官)。

裁判で、NHK側は2003年3月に男性が受信契約を結んだにもかかわらず、受信料を支払っていないと主張。

これに対し、男性側は契約締結そのものを否定していた。

江上裁判官は判決で、受信契約書に記載された署名と(裁判の)宣誓書に記載された男性の字体が一致せず、男性の妻とも筆跡が異なると認定。

「受信契約を締結したものとは認められない」として、「放送受信料の支払い請求は理由がない」と結論付けたのだ。

NHKは「判決内容をよく読んで対応を検討します」(広報部)と平静を装っているが、コトはそう簡単に済む話じゃない。

受信契約書の筆跡が男性本人でなければ、一体、だれが男性の名を勝手に記入したのか。

ヘタをすれば「私文書偽造」の刑事事件に発展しかねない大問題だ。

勝訴した男性もこう憤る。

「私はNHKに契約書を見せてほしいとずっと言い続けてきたが、なぜか、NHKは契約書を見せませんでした。6年経って初めて契約書が提示されたのですが、おそらく私文書偽造の時効(5年)を迎えたからではないかと思っています。NHKも刑事事件を避けたかったのでしょう」

男性の言う通りなら、NHKは契約書に勝手に個人名を書き込み、受信料を徴収しようとしたワケで、ヤクザ顔負けの悪徳手法だ。

元NHK職員でジャーナリストの立花孝志氏がこう言う。

「判決で注目すべきは、裁判所がテレビを持っていても、契約書がなければ払わなくていい、と判断したことです。NHKは、テレビを持っていれば支払い義務は生じる、との姿勢ですが、それが否定されたのです」

NHKの受信料不払いをめぐっては、全国各地で訴訟が起きているが、契約書がなければ支払う必要ナシということらしい。

不払いが続出すれば、NHKの経営に打撃を与えるのは必至だ。」





NHKの肩を持つ訳ではありませんが、本件の場合、NHKが、請求の原因として、受信者の意思表示、すなわち契約書への署名捺印による受信契約の成立だけを主張したことから、それが認められない以上、請求は認められない、ということになっただけの話ではないでしょうか。

NHKが、予備的に、受信者が受信契約に応じる意思を示さなくても、契約が成立するという主張をしていたとすれば、簡裁としては、平成25年10月30日の東京高裁判決に沿った判決をしたのではないかと思います↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/379447872.html

前者と後者とは相反するので、NHKとしては、敢えて主張はしなかったのではないかと思いますが、こうなったら、控訴した上で、後者の主張を、追加してくるのではないでしょうか。

ところで、NHKによると、上記東京高裁判決は、上告されずに、確定してしまったのですね↓
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/focus/629.html

それにしても、NHKのホームページの「お知らせ」欄は、位置的には下の方にありますが、相変わらず、すごいことになってますね↓
http://pid.nhk.or.jp/jushinryo/

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posted by 森越 壮史郎 at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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