2014年12月15日

「手紙の内容確認していれば…」不起訴の弁護士が被告に謝罪 被害者威迫事件で証人尋問


以下は、産経ニュース(2014.12.12)からの引用です。

「男性弁護士を通じて傷害事件の被害者を「絶対に許さない」と手紙で脅したとして証人威迫や傷害の罪に問われた男の公判が11日、札幌地裁(多々良周作裁判官)であり、証人出廷した弁護士が「手紙の内容を確認していれば証人威迫罪で起訴されなかった」と被告に謝罪する一幕があった。

事件発覚後、弁護士は在宅のまま捜査を受けたが、札幌地検は7月に嫌疑不十分で不起訴処分にした。

検察側主尋問で弁護士は「手紙が長く中身も分かりづらかったため、最後までよく読まなかった」と述べ、手紙を受け取った被害者の妻に、警察に相談するよう勧めたことも明かした。

その理由について弁護側反対尋問で「(内容を確認しなかった)ミスを隠すためだった」と述べた。

起訴状によると、被告は傷害事件で起訴された後の5月、被害者の男性と妻に「被害届を取り下げなければ絶対に許さない」などと書いた手紙を弁護士から郵送させたとしている。」




この事件の続報ですね↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/401806293.html

写真まで撮って同封して郵送し、手紙を受け取った被害者の妻に警察に相談するよう勧めているのに、「(内容を確認しなかった)ミスを隠すためだった」というのは、苦しい言い訳ですね。

ただ、刑事事件としては、不起訴処分になったからといって、何のお咎めもなしという訳ではありません。




という訳で、以下は、毎日新聞(2014年07月24日)からの引用です。

証人威迫:傷害被告、追起訴 /北海道

「札幌地検は23日、札幌市中央区北2西24、無職、及川雄介被告(33)=傷害罪で公判中=を証人威迫罪で追起訴した。

起訴状などによると5月下旬、傷害事件の被害男性方に「被害届を取り下げなければ許さない」などと書いた手紙3通と自分の腹部の傷痕の写真を20代の国選弁護士(当時)の男性に送付させ、裁判で証人になり得る被害者らを脅したとされる。

弁護士は「手紙の中身は見ていない」と話しているといい、地検は、在宅で捜査していたが容疑不十分で不起訴とした。

ただ、脅す行為に結果的に加担したとして札幌弁護士会に懲戒請求した。

同弁護士会は「綱紀委員会に調査請求した。信頼確保に取り組みたい」とのコメントを出した。」




故意に加担したことの立証はできないにしても、違法な事件潰しに協力した弁護人を、検察庁が黙って見過ごす訳がありません。

OJT不足にもほどがありますね。

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posted by 森越 壮史郎 at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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