2013年04月25日

偽証教唆など:疑いで弁護士ら4人逮捕−−岐阜県警


以下は、毎日jp(2013年04月19日)からの引用です。

「窃盗事件の公判で証人にうその証言をさせたとして、岐阜県警組織犯罪対策課は19日、同県弁護士会所属の弁護士、坂井田吉史容疑者(39)=愛知県一宮市▽暴力団幹部の伊藤寛士被告(26)=窃盗罪などで公判中=ら4人を、偽証教唆容疑などで逮捕した。

県警によると、坂井田容疑者は「客観的事実に間違いがある」と否認、伊藤容疑者は「間違いない」と供述している。

他に逮捕されたのは、岐阜県北方町の解体業、尾崎学容疑者(28)や、伊藤容疑者の内妻(25)。

尾崎容疑者は「関係ない」と否認しているという。

逮捕容疑は昨年11月〜今年2月、窃盗罪などに問われ岐阜地裁で公判中の伊藤容疑者が無罪判決を得るため「俺の言うとおり公判で訂正しろよ」などと書いた文書を、弁護人の坂井田容疑者らが、公判で証人になった加藤章徳被告(22)=偽証罪で起訴=に読ませ、公判で偽証させたとしている。

県警によると、坂井田容疑者は加藤被告に接見した際に問題の文書を見せたり、加藤被告の上司である尾崎容疑者らを通じて文書を渡したりしていたという。

加藤被告は伊藤容疑者の共犯として窃盗罪で起訴され有罪判決が確定、その後、偽証容疑で逮捕された。」




まさか弁護士が、と思いましたが、以下は、YOMIURI ONLINE(2013年4月24日)からの引用です。

偽証教唆容疑の弁護士を釈放 岐阜地裁 準抗告認める

「窃盗事件の公判でうその証言をさせたとして、偽証教唆容疑で岐阜県警に逮捕された岐阜県弁護士会所属の坂井田吉史弁護士(39)について、岐阜地検は処分保留で釈放した。

岐阜地裁が22日、勾留決定を取り消したためで、釈放は同日付。

坂井田弁護士の弁護人によると、「逮捕前から捜査機関に事情を説明し、捜査に協力していた」として、勾留決定に対して申し立てた準抗告が認められた。

地検は任意で捜査を続ける。

岐阜県警によると、坂井田弁護士は、窃盗罪に問われ公判中の暴力団組員ら3人と共謀し、組員の公判で、無罪判決を得るため、証人に偽証するようそそのかした疑いで19日に逮捕され、20日に送検された。

捜査関係者によると、坂井田弁護士は調べに対し、容疑を認めたという。」




他の報道では、坂井田弁護士が容疑を認めたことについては触れられておらず、まるで冤罪かのような感じでしたが、この報道が事実だとすれば、実際に偽証教唆にかかわっており、単に、罪証隠滅や逃亡の恐れがないため、勾留決定が取り消されたというだけの話なのですね。

偽証教唆は勿論、いらぬ疑いをかけられないよう、隠語のような伝言の類ですら、取り次ぐべきではないというのが、弁護人の心得だと思うのですが、なぜ、そこまで危ない橋を渡らなければならなかったのでしょうか。

接見の可視化などと言われないようにしなくては。

札幌弁護士会所属弁護士森越壮史郎法律事務所ホームページ
posted by 森越 壮史郎 at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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