2019年07月29日

NHK受信料19億円支払い命令確定 東横インの上告退ける


以下は、産経新聞(2019.7.25)からの引用です。

「ホテルの客室に設置されたテレビの受信料を支払っていないとして、NHKがビジネスホテルチェーン大手「東横イン」とグループ会社に支払いを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は東横イン側の上告を退ける決定をした。

東横イン側に計約19億3500万円の支払いを命じた2審判決が確定した。

決定は24日付。

4裁判官全員一致の結論。

NHKによると、受信料訴訟で認められた支払額では過去最高。

訴訟では、全国230カ所余りのホテルに設置されたテレビについて、平成24年1月〜26年1月に未払いとなっていた約3万4000台分の受信料が争われた。

東横イン側は「NHKとの間に一部は支払いを免除するとの合意があった」として、一部の支払い免除を主張したが、1審東京地裁判決は「放送法は合意による免除を許可していない」と退け、受信料の支払いを命じた。

2審東京高裁は1審判決を支持した上で、1審が請求を棄却したホテル1カ所についても受信契約の締結と約560万円の支払いも命じ、NHKの訴えを全面的に認めた。

東横イン側が上告していた。

NHK広報局は「主張が認められたと受け止めている」。

東横イン側の代理人弁護士は「当方の主張が受け入れられず、極めて残念だ」とコメントした。」





この事件↓の続報ですが、提訴から約7年ですか。
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/293054169.html
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/448977127.html

全員一致の結論と書いてあるので、何か具体的な理由が書いてある決定なのかと思ったら、裁判所のホームページには掲載されていません↓
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/list2?page=1&filter[recent]=true

NHKのホームページの受信料に関する「お知らせ」欄が、相変わらずすごいことになっていますが、こちらにも掲載されていません↓
https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/

単なる三行半の決定だったということでしょうかね。

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posted by 森越 壮史郎 at 12:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月17日

元修習生の敗訴、初確定 給費制廃止巡り最高裁


以下は、共同通信(2019年07月12日)からの引用です。

「司法修習生に実質的な給与として月額約20万円を支給する「給費制」を廃止したのは憲法違反だとして、修習を受けた全国の弁護士ら64人が国に1人1万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(三浦守(みうら・まもる)裁判長)は弁護士らの上告を退ける決定をした。

10日付。

請求を棄却した二審東京高裁判決が確定した。

同種訴訟は7地裁で計8件起こされ、最高裁で確定するのは初めて。

原告は返済義務のある「貸与制」の下で修習を受けており「給費制だった修習生と差別するのは、法の下の平等を定めた憲法に違反する」などと主張したが、一審東京地裁判決は「修習生が給費を受ける権利は憲法で保障されていない」と判断。

東京高裁も支持した。

国は2011年、法曹人口の増加による財政負担軽減のため、給費制から貸与制に変更。

しかし17年11月に毎月13万5千円を支給する制度が導入され、給費制が事実上復活した。」





初提訴が2013年8月2日ですから、それから約6年ですか↓
http://morikoshisoshiro.seesaa.net/article/371545284.html

最高裁判所も関与した上での裁判所法の改正ですから、勝訴の見込みはゼロに等しかった訳ですが、この間に、給費制が復活しましたし、先日、日弁連が20万円を給付する議案も可決されましたし、それなりに意味があったということでしょうか。

posted by 森越 壮史郎 at 08:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月08日

再審無罪の男性二審も敗訴 強姦罪で服役、国賠請求


以下は、共同通信(2019年06月28日)からの引用です。

「親族女性への強姦(ごうかん)罪などで服役中に被害証言が虚偽と分かり再審無罪が確定した男性(75)と妻が、冤罪(えんざい)にもかかわらず身体を拘束され精神的損害を受けたとして、国と大阪府に計3千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(中本敏嗣(なかもと・としつぐ)裁判長)は27日、請求棄却の一審大阪地裁判決を支持し、男性らの控訴を退けた。

男性が服役中の2014年、女性の証言が虚偽と判明。

「性的被害を受けていない」との診療記録があることも分かり、大阪地検が刑の執行を停止し釈放。

大阪地裁が15年、再審開始を決め、無罪判決を言い渡した。

中本裁判長は判決理由で、診療記録に関し、女性が最後に被害に遭ったとされる時期から数カ月が経過し、証拠価値は高くないとした一審判決を踏襲。

「その時点の証拠を総合勘案し有罪の嫌疑があると判断したことは、合理的な根拠を欠いていない」とし、起訴は違法ではないと判断した。

有罪判決についても、一審同様、女性の証言が虚偽との証拠が裁判に出されなかったとし、違法性を否定した。

男性は判決後に大阪市内で記者会見し「(判決は)理解に苦しむ。裁判官は真剣に調べているのか」と憤った。」





一審判決の報道には気が付きませんでしたが、この事件の続報ですね↓

この類の国家賠償請求は、いばらのみちなのですが、上告するのでしょうか↓

posted by 森越 壮史郎 at 12:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする